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ビジネスで使える英語⁈海外映画の面接シーン8選

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ビジネスで使える英語⁈海外映画の面接シーン8選

仕事の面接って何回しても緊張しますよね。

日本語でも緊張するのに、英語ならなおさらです。

その仕事がもらえるかもらえないか、これからの人生が大きく変わってくることもあるかもしれません。

この記事では海外映画やドラマの面接シーン(いずれもアメリカが舞台)を8つご紹介します。

現実離れした架空の設定ばかりですが、ビジネスシーンでの面接という雰囲気は十分に感じられるのではないでしょうか。

日本語の面接シーンなら当たり前の、尊敬語や謙譲語でガチガチの堅苦しい言葉遣いは英語ではあまりみられないところもアメリカっぽくて面白いですね。(法律用語が満載の「Suits」は別の意味で堅苦しいですが…)

 

まだ聴き取れないという方は英語の音を拾える耳も同時に作っていきましょう。

今の自分のレベルに合った練習素材を使いしっかりと音を拾える耳を作る下準備が必要です。

詳しくは「英語リスニングのコツは段取り八分仕事二分」の記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

 

リンクされているYouTubeクリップは全て数分程度の短いものばかりなので、集中して繰り返し聴くリスニングの練習にはもってこいです。

あなたの興味を引く(繰り返し聴きたい)素材が見つかったら、まずは字幕やスクリプトなしでじっくり何度も聴きます。

「もうこれ以上繰り返し聴いたところで理解度は上がらない!」という段階まできたら字幕やスクリプトで内容を確認、

そして最後におさらいで字幕やスクリプトなしで聴き直しましょう。

それぞれのクリップの英語のスクリプトは別の記事でご紹介していく予定なのでお楽しみに!

多聴についても「英語リスニングのコツは段取り八分仕事二分」の記事でご紹介していますので、どうぞ参考にしてみてください。

ビジネスで使える英語⁈<インターンシップ面接編>

近頃では日本の学生の間でも広がってきたインターンシップ。

私の勤める会社でも毎年受け入れています。

日本では大学生が夏休みの間に数週間だけ企業体験をするというイメージの方が強いと思いますが、本場アメリカのインターンシップの様子もわかり面白いですよ。

1. 映画「The Internship」邦題:インターンシップ

Vince Vaughn演じるビリーとOwen Wilson演じるニックという、超IT音痴な中年のおじさんコンビが秀才学生たちが集まるGoogleのインターンシップに挑戦するというコメディ映画です。

面接官の求める当たり前の答えを持っていない場合の切り返し方の参考になるかもしれません。

Vince Vaughnの英語はなんとなくわかれば十分。

英語ネイティブでもここまで早口の人はそう滅多にいませんのでご安心ください。

オフィシャルトレイラーの完全スクリプトはこちらの記事でご案内しています:

“You are shrunk down to the size of nickels and dropped to the bottom of a blender, what do you do?”

「もしあなた達の体が5セント玉の大きさに縮んでミキサーに落ちたらどうしますか」という質問に対して、物理学的な見解を尋ねられた物理嫌いのニックの返しが秀逸です。

そもそも経歴を偽るのは経歴詐称で禁止されていますので、絶対に真似してはいけません!

このYouTube動画の完全スクリプトはこちらの記事でご案内しています:

 

2. 映画「The Intern」邦題:マイ・インターン

数年前に長年連れ添った妻を失くして時間を持て余しているベン(Robart de Niro)は、地元ブルックリンで展開するネット通販会社のシニアインターン募集の張り紙を見つけて応募します。

現役バリバリの若者が70歳のベンにイマドキなノリでインターンの面接をするシーンも、年功序列制度が少しずつ崩れ始めた日本の未来をみているようでなかなか興味深いです。

典型的なNY英語で有名なロバートデニーロですが、この映画ではもう少し上品で(⁉︎)わかりやすい英語を話しているのでNY英語に慣れていない人でも聞き取りやすいはずです。

全編を通して理解しやすい英語が使われているので、どの作品から観ようか迷っている方にはおすすめの作品です。

予告編と下のYouTube動画の完全スクリプトをご紹介しています:

リスニングの練習にぜひどうぞ。

PRビデオをYou Tubeにアップロードするというイマドキの応募要項に従い、自己紹介ビデオを作成するベン。

“I love the idea of having a place I can go every day.  I want the connection, the excitement.  I wanna be challenged, and I guess I might even wanna be needed...”

今までの肩書きや職歴ではなく、前職を退職をしてから、また最愛の妻を失くしてからの自分の気持ちや今後どういう人生を送りたいのかという正直な志望動機を飾らない言葉で語っています。

3. 映画「The Pursuit of Happyness」邦題:幸せのちから

クリス・ガードナーという売れない骨密度測定器のセールスマンが苦労の末に成功を手にした実話がもとになる映画。

不運が重なりホームレスなってしまいながらも自分一人で幼い息子を育て、クリスは掲げた目標に向かって全力で突き進みます。

たまたま知った証券会社の6ヶ月の無報酬のインターンシップに応募しますが、20人という狭き門をくぐった精鋭のインターンのうち、最終的に採用されるのは最も優秀な1人だけ。

ライバルとの競争が激しい無報酬のインターンシップ中も、難しい証券の勉強だけではなく、保育園の送り迎えや骨密度測定器のセールス、ホームレスシェルターのスペースの確保などしなくてはならないことがクリスにはたくさんあります。

数々の困難を一つづつ乗り越えるクリスの執念に感動の映画です。

ちなみにタイトルの「Happyness」は映画タイトルとしてはミススペルではありません。

貧しさのどん底で幼い息子を通わせていた保育園の壁にクリスが見つけた落書きからきています。

スーツを着ていないどころかペンキがついた普段着で証券会社のインターンシップの面接に挑むクリス…

"Chris Gardner. How are you? Good morning.  Chris Gardner.  Chris Gardner. Good to see you again.  Chris Gardner.  Pleasure...

複数いる面接官に物おじすることもなく、全員にそれぞれ挨拶をするところにも彼の熱意が感じられます。

“I’ve been sitting there for the last half-hour trying to come up with a story that would explain my being here dressed like this.”

実は面接の直前にも自腹を切って買った骨密度測定器が盗まれたり、車をレッカーされたり、強制退去されかけたりといくつもの災難に見舞われ、面接に駆けつけるだけで必死だったのです。

面接官:Chris, what would you say if a guy walked in for an interview, without a shirt on, and I hired him? What would you say?

クリス:He must have had on some really nice pants.

「もしワイシャツも着ないで面接に来た男性を私が雇ったとしたらどう思いますか」という面接官の問いに対するクリスの「きっとすごく素敵なズボンを履いていたんだと思います」という切り返しも素晴らしいですよね。

ビジネスで使える英語⁈<就職面接編>

今回ご紹介しているクリップの中ではカンパニー・メンのボビーの面接が一番よくある面接シーンに近いものでしょう。

カンパニー・メンにはこのクリップ以外にも参考にできる面接シーンがいくつかあるので、ぜひご覧ください。

4. 映画「The Upside」邦題:人生の動かし方

実話を元にしたフランス映画「最強のふたり」のハリウッドリメイク版。

パラグライダーの事故で四肢の麻痺という重傷を負った資産家のフィリップの住み込み介護者になってしまったデルには犯罪歴があり、現在は保護観察中です。

もともと介護の仕事どころか仕事を探しているという証明のための署名を集めるだけだったデルですが、いつの間にかふたりは強い絆と信頼関係で結ばれ、生きる気力すら失っていたフィルも再び人生を楽しめるようになっていきます。

パークアベニューのペントハウスに住むような超富豪家の話す英語と教育もまともに受けずに犯罪歴もある貧しく危険な地域出身の若者の話す英語の違いがよくわかる映画です。

他の候補者達が学歴や介護に対する熱意を一生懸命アピールする中、面接を受けた証明の署名をもらえれば十分な保護観察中のデル。

"Oh, relax, it's not a holdup. I mean, even though you been holding me up for damn near a hour out there. I gotta get to my kid, yo.",,,,"All I need is a John Hancock."

一時間以上も廊下で待たされ頭に来たデルが、他の人の面接中に「息子のお迎えに行かなきゃいけないから書類にサインだけくれ」と強気に要求するシーンです。

「I gotta」は「I have to 」のインフォーマル形の「I have got to」をさらにインフォーマルにした言い回しで「しなければならない」「に違いない」という意味で使われています。

応用編で「You gotta be kidding!!!」は「あなたは冗談を言っているに違いない」つまり「嘘でしょ!!」という意味、「Gotta go!!」で「行かなきゃ!」など、インフォーマルではあってもよく聞く&結構使える言い回しです。

一方「damn」や「yo」などはインフォーマルな英語の中でも場によっては失礼になる言葉なので、使い方に気をつける必要があります。

ちなみに「ジョン・ハンコック」とはアメリカの独立宣言書にも署名を残すような実在した政治家の名前ですが、独立宣言書の署名の中で彼の署名が一番大きく目立っていたことから自筆署名の代名詞として使われるようになったという由来があるのでぜひ覚えておきましょう。

"I don't need a signature. My PO needs a signature."

自分がサインをしてくれといっているにも関わらず「署名がいるのは自分じゃない。保護観察官(PO/Parole Officer)だ。」と屁理屈を言っています。

"What's that look about? Don't judge me. I ain't judged you."

「I ain't judged you」は「I have not judged you」のことで、かなりインフォーマルな表現です。<使えなくてもいいので>知っておきましょう。

5. ドラマ「SUITS」邦題:スーツ

ハーバード卒の超キレキレ敏腕弁護士ハーヴィーと超天才アソシエイトのマイクがコンビで活躍する弁護士ドラマ。

二人の天才弁護士が早口で法律の専門用語をまくし立てる場面も多く、かなりハイレベルの聞き取りスキルが必要です。

が、毎回ドキドキハラハラの展開で、一度観出すと中毒症状が出ます。(難しいところは字幕の力を借りましょう!)

こちらのYouTubeクリップは二人の初対面シーンです。

こんな面接、普通ならありえないでしょうがそこはドラマですからね。

ハーヴィ: Let me tell you something. This isn't elementary school, this is hard work. Long hours. High pressure. I need a grown god damn man.

マイク: You give me this and I will work as hard as it takes to school those Harvard douches and become the best lawyer you have ever seen.

ハーヴィーのようなバリバリキレキレの弁護士を前にここまで堂々と振舞うことができること自体、このマイクという青年は相当肝っ玉が据わった逸材です。

doucheはdouchebagでもよく使われる「嫌な奴」などを表現する単語なので、あまり実践にはおすすめできません。

6. 映画「The Company Men」邦題:カンパニー・メン

勝ち組な自分に自信過剰なベン・アフレック演じるボビーは、超大企業をリストラされたにも関わらず、厳しい現実を受け入れることができません。

それまでの肩書きや年収にこだわりすぎるあまり新しい仕事も全く決まらないまま時間だけが経っていきますが、次第に嫌がっていた義兄が経営する建築作業現場の仕事を真面目にこなしたり、家族に向かい合えるようになったり、少しずつ変化を見せます。

強いアクセントや訛りもない、標準的な聞き取りやすいアメリカ英語です。

予告編と下のYouTube動画の完全スクリプトをご紹介しています:

リスニングの練習にどうぞ。

自分ほどの実力を持っていればすぐに再就職ができるんだと高をくくっていたのに、不採用や、面接の機会すら与えてもらえずイラつくボビー。

ボビー:I've responded to an ad for the vice president of marketing.

面接官:Well, we've had a number of highly qualified applicants for that position.

ボビー:I'm a highly qualified applicant for that position!!!  I'M A HIGHLY QUALIFIED APPLICANT FOR THAT POSITION!!!!!

マーケティングのVPポジションに応募したのに年収も下がるRegional Sales Directorで打診されてしまい、面接の途中でキレた挙句、、、

ボビー:Thanks for your time, Joyce.  Just between the two of us, you'll probably skip the diet cokes.  They aren't helping you."

退室時に捨て台詞まで吐きます。

7. 映画「The Big Short」邦題:マネー・ショート 華麗なる大逆転

2009年のリーマン・ショックは記憶に新しいですが、この映画はそのきっかけとなったアメリカの住宅バブルの崩壊を予測したアウトサイダーで変人呼ばわりすらされたほんの一握りの投資家たちの視点から見た話です。

当時のアメリカは住宅バブルに湧いていましたが、その中核とも言えるMortgage Bonds (不動産抵当証券)という商品の闇のカラクリを見破り、数年以内に起ころうバブル崩壊を予測し、そしてCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という商品を自ら作り出して住宅バブルの崩壊に勝ったすごい人たちなのです。

リーマン・ショックってなんの前触れもなしにいきなり全世界を不況に陥れたイメージですが、実はちゃんと「look」していれば予兆が見えたんですね。

誰よりも早く住宅ボンドの格付けの矛盾に気がついたドクター・バリー。

自分で投資会社を経営していますが、ソーシャルスキルがありません。

不動産バブルに沸く世の中とMorgage Bondsのことで頭がいっぱいのドクター・バリーは、実はこのYouTubeシーンよりも前に、1930年代の住宅マーケットの崩壊の兆候をほぼ独り言のように喋っています。

業を煮やした応募者Davidが「So, do I get the job? I really think I could help you fund.」と尋ねたのに対し「Yea, sure. Go on.」と深く考えてる感じもなく返すあたり、「こんな面接で大丈夫なの?」とこちらが心配になってしまいます。

「Is there anything you want me to work on for start...?」と超新人Davidが尋ねると、この一風変わった新雇用主は「I want you to get me the top 20 selling mortgage bonds.(中略)I want to know what mortgages are in each one.」と机も見つかっていない新人に早速アサイメントを出すのですが、日本の面接とは違う感じですよね

ビジネスで使える英語⁈<番外編:リストラ面談編>

8. 映画「Office Space」邦題:リストラ・マン

プログラマーのピーターが勤める大手コンピューター会社ではコンサルを雇いリストラの準備が始まります。

もともとはピーターも毎日の渋滞や上司の嫌味も我慢して働く普通のサラリーマンでしたが、ある日彼女に連れて行かれた催眠療法中にドクターが急逝し、催眠術が解けなくなってしまったところからすっかり性格が変わってしまいます。

ただ会社に行くだけの毎日を送る人生に情熱を失ってしまった普通のサラリーマンならなんとなく共感できる点が見つかる話なのではないでしょうか。

1999年と一昔前の映画ですが、アメリカ人の間では今でも会話に出てくるド定番なので、これからアメリカ人と一緒に仕事をする機会がある人は一度観て観ておいても損はしないでしょう。

予告編と下のYouTube動画の完全スクリプトをご紹介しています:

リスニングの練習にぜひどうぞ。

催眠術にかかったままのピーターがリストラ面談を受けるシーン。

“Would you walk us through a typical day for you?”

リストラコンサルタントに1日の流れの説明を求められますが、ピーターは自由気ままな働き方をしていることを何事もないかのように披露します。

日本人に比べると無駄な我慢をしたがらないアメリカ人でも「上司や会社にこんなこと言ってみたい!」という妄想が掻き立てられる映画なのだと思われます。

ビジネスで使える英語⁈有名な面接シーンのまとめ

いかがでしたでしょうか。

一字一句を聞き取れなかったとしても、雰囲気は伝わったのではないでしょうか。

あまり型にはまっていない面接シーンばかりですが、使える言い回しや表現などはたくさんあるのでぜひ注意深く聞いてみてください。

アメリカの面接シーンにおいては、お互いをリスペクトする丁寧語は必要でも、相手を仰々しいまでも立てる尊敬語や大げさなほどまで自分をへりくだる謙譲語、またそういう考え方自体が不要です。

日本とアメリカの面接に対する考え方の違いも面白いですね。

各YouTubeクリップのスクリプトは別の記事でご紹介していきますので、そちらも参考にして下さい。

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