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海外ドラマ スーツ/SUITSはビジネス英語リスニングにおすすめ

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海外ドラマ スーツ/SUITSはビジネス英語リスニングにおすすめ

超人気海外ドラマ「スーツ(原題:SUITS)」を観ながらリスニングの練習がおすすめ!

YouTubeをはじめアマゾンプライムビデオやHulu、Netflixなど、自宅を一歩も出なくても世界中の映画が観れる時代にこれらを利用しない手はありません。

スーツ/SUITSで英語学習はだれにオススメ?

  • 中〜上級レベルの英語力を持つ人
  • ビジネス英語を学びたい人

世界にその名前を轟かせる名門ハーバード・ロースクール出身のエリートばかりのピアソン・ハードマン弁護士事務所が舞台ですから、それを取り巻くライバル弁護士や検事なども含め、いわゆるエリートたちが使う英語を学ぶことができます。

またニューヨークで一流の弁護士事務所の顧客はもちろん大手一流企業ばかり。

そんな大手一流企業が関わる買収や事業再生、不祥事への対応、訴訟問題など、英語だけではなく様々なビジネス案件を法律的観点で学ぶことができるのも「スーツ/SUITS」の魅力です。

英語のスピード感、および法律に関する専門用語などがたくさん使われていることから、まだスーツ/SUITSの英語に慣れていない初〜中級者には聞き取りが難しく感じられるでしょう。

中〜上級者でも会話のテンポに慣れるまでは速く感じられるかもしれませんが、聞き取れるようになると字幕(=意訳)では省かれている詳細やニュアンスがわかり、面白さも倍増です。

法廷内よりもオフィス内でのシーンがメインなので、ビジネスで使われる英語に耳を慣らしましょう!

ただし活きた英語ということで、罵る言葉などのあまり美しくない英語も多く散りばめられているので実際に使う際には注意が必要です。

スーツ/SUITSで英語学習がオススメな理由

1.生きたビジネス英語が学べる

「スーツ/SUITS」は2011年から2019年放映のドラマなので、まだまだ現役です。

ちなみにもう一つの大ヒット弁護士ドラマ「Ally McBeal」は1997〜2002の放送でした。

大人気オフィスドラマの「The Office」は2005〜2013の放送です。

2.オンラインで無料英語スクリプトが見つけられる

こちら2サイトは最強です。

あなたが視聴する「スーツ/SUITS」に同時字幕サービスがなくても大丈夫!

このような無料スクリプトで簡単に英語を確認することができます。

スーツ/SUITSで学べる英語の例

単語はもとより慣用句でも、「へ〜」というものがたくさん見つけられるはずですよ。

スーツ/SUITS法律用語のいろいろ

「スーツ/SUITS」を観る上で欠かせない頻出単語をご紹介します。

日常会話では使う機会が少なくても、ニュースを視聴すると耳にすることも多いので覚えておいて損はないでしょう。

単語 注意する発音 意味
affidavit æ̀fidéivit 宣誓供述書
blackmail   ゆすり、恐喝(動詞も同じく「blackmail」)
by-laws   定款
collude kəlúːd 共謀、共謀する
deposition   証言録取「米国の民事訴訟で、公判前に法廷外で行われる証拠開示手続き(ディスカバリー)において、相手方の当事者や第三者を、公証人の立ち会いの下で、宣誓させたうえで尋問し、証言を録取すること。証言録取。」(goo辞書
embezzlement   横領(ダニエル・ハードマンの罪)
Fifth Amendment privilegeまたはFifth Amendment right   黙秘権、自己負罪拒否特権(米国憲法修正第5条に基づく)「I decline to answer pursuant to my fifth amendment rights.」(Season 2, Episode 7, "Sucker Punch")や「I'd like to assert my Fifth Amendment right.」(Season 5, Episode 14, "Self Defense")のように使えます。どちらもドナの発言です。
fraud    詐欺(マイク・ロスの罪)「Mike Ross is a fraud!!」「He committed fraud.」のように使えます。
merits   法律用語では「請求の実態」「訴訟の本案」「事柄本来の理非」などの意味もあります。
misdemeanor   法律用語で軽罪(重罪は「felony」)
perjury pə́rdʒəri  偽証
prosecution   起訴、告発。動詞は「prosecute」。「prosecutor」で検事、検察官。
protege próʊṭəʒèɪ 子分。フランス語で「protected」の意味。(ハーヴィにとってのマイク、ルイスにとってのカトリーナ)
pro bono   「各分野の専門家が、職業上持っている知識やスキルを無償提供して社会貢献するボランティア活動全般」のことをいう。(wikipediaより) 交通事故に巻き込まれたハーヴィ専属のリモ運転手のレイをハーヴィがプロボノとして弁護したエピソードでは、ジェシカから一時間千ドルx10時間の相談料を請求されそうになっていました!(Season 1, Episode 5, "Bail Out")
subpoena səpíːnə 召喚状、召喚令状。動詞も同じ「subpoena」で「裁判所が召喚状を発する」という意味。「b」が入っていますがbなしで「サピーナ」と発音されることに注意です。
unanimous   全会一致

 

スーツ/SUITSで学ぶ使える表現

↑上記で青字リンクになっているものについては、それぞれ別の記事で詳しくご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください!

スーツ/SUITSのあらすじ

2011年から2019年までの9シーズンにわたりアメリカで放送された、ハーバード卒の超キレキレ敏腕企業顧問弁護士ハーヴィーと超天才なのに無資格なアソシエイトのマイクがコンビで活躍する弁護士ドラマ。

法律本を丸暗記できるほどの完璧な記憶力をもつ天才マイクですが、親友トレバーに頼まれ仕方なく片棒を担がされた儲け話の失敗から一旦は決まっていたハーバード・ロースクールへの編入資格を取り消されてしまいます。

小さい頃からの夢だった弁護士になる道を諦めたマイクは、ロースクールテスト(LSAT)の代行や麻薬の運び屋などで生計を立てていました。

一方、シニアパートナーへの昇進の条件としてアソシエイトをつけなくてはいけなくなったハーヴィは、ハーバード・ロースクール卒業が採用資格だったにも関わらず、偶然にも面接会場に迷い込んできたマイクの法律的才能に驚かされ学歴詐称と知りながらも採用を決断します。

ハーヴィに認めてもらいたいがために張り切り過ぎるルイス、人の心を面白いほど的確に読み取れるドナ、常にクールな所長のジェシカ、無資格マイクを心から愛して支えるレイチェルなど、二人を取り巻く個性豊かな登場人物が冷たく損得勘定の話だけになりがちな企業顧問弁護士ドラマを人間味あふれるヒューマンドラマにしてくれます。  

毎回ドキドキハラハラの展開で、一度観出すと中毒症状が出ること間違いありません。

アマゾンプライム会員なら無料で観れます!(2021年時点)

シーズン別サマリー(ネタバレ注意!!

↓シーズン1:経歴詐称の天才弁護士マイクとハーバード卒の敏腕弁護士ハーヴィのスーパーコンビの誕生です。

↓シーズン2:マイクの秘密が少しずつ周囲にバレ始めます。ピアソン・ハードマンは、追放までされていた悪名高きハードマンに乗っ取られてしまうのでしょうか?

↓シーズン3:イギリス大手のダービー国際法律事務所と合併しピアソン・ダービーになりました。ハーヴィが検事局を去った理由、マイクがハーバード編入を取り消されてしまった理由も明かされます。

↓シーズン4:弁護士を辞めて投資家に転職したマイクとハーヴィが企業買収で対立します。ピアソン・ハーヴィにマイクは復職するものの、ひょんなことからルイスにまでマイクの秘密がばれてしまいます。

↓シーズン5:検事事務所時代から10年以上も自分の秘書を勤めてくれたドナがルイスの秘書になったことを発端にパニック発作を起こしカウンセリングを受けるハーヴィ。シニアパートナーのジャック・ソロフを手先にしてピアソン・ハーヴィ・リットを荒らしてくるダニエル・ハードマン。そんななか、とうとうマイクが経歴詐称で捕まります。何が何でもハーヴィを刑務所に送りたい連邦検事補アニタ・ギプスはハーヴィを売ることを条件にマイクに司法取引を持ちかけますが、マイクは取引に応じず裁判で戦うことに。経歴詐称の弁護士に勝ち目はあるのでしょうか。

↓シーズン6:陪審員裁判で勝てる自信がなかったマイクは、ハーヴィの猛反対を押し切りハーヴィをはじめ事務所の仲間を誰一人起訴しないことを条件に自ら2年間刑務所に入る取引をしてしまいます。刑務所の中では、ハーヴィに刑務所に入れられたことを逆恨みするフランク・ギャロから目をつけられ初日から大変な思いをするマイク。一方事務所はこの不祥事に巻き込まれたくない弁護士たちが一斉に去り、もぬけの殻状態に。その上過去にマイクが関わった顧客から集団訴訟を起こされ、事務所存続の危機に。自分の身代わりになり刑務所に入ることになったマイクを早く出所させるためハーヴィはあらゆる手を尽くし、、、なんと早期出所が実現。待望の弁護士適正審査を受けることになりましたが、そこにもアニタ・ギプスの壁がたちはばかります。マイクは本物の弁護士になれないまま終わってしまうのでしょうか。

↓シーズン7:父親願望の強いルイスは、前彼との子を妊娠したタラと婚約し幸せの絶頂。ところが突然の婚約破棄で不幸のどん底に落とされ、アソシエイトたちに暴言を吐きアソシエイト教育係から外されます。教育係を引き継いだレイチェルの指示に従わないステファニーはクビになり、ルイスをハラスメントで訴えました。シーズン5でパニック発作が発症した際に診てもらっていたカウンセラーのポーラと付き合うハーヴィですが、ポーラにはドナの存在が許せません。シーズン6でマネジンクパートナーのジェシカがボーイフレンドのジェフ・マロンと一緒にシカゴに拠点を移しましたが、シーズン7ではとうとう結婚式を挙げたマイクとレイチェルがシアトルでのジョブオファーを受けることに。

↓シーズン8:マイクとレイチェルが去り、ロバート・ゼイン所長の下新しいメンバーでの幕開けです。

スーツ/SUITSの海外ドラマ基本情報

  • ジャンル:法律
  • シーズン数:9
  • エピソード数:134
  • 1話あたりのながさ:約40分
  • 英語難易度:中〜上級

134もエピソードがあると先が長すぎて躊躇してしまいそうですが、一度はまってしまうと本当にあっという間に観てしまいます。

リスニングの練習のためにも、気に入ったエピソードだけでも良いので、繰り返して観て(聴いて)聴き逃しを無くしていきましょう。

視聴方法(動画配信サービス)2021年3月現在

スーツ suits 英語 リスニング ビジネス

 

スーツ/SUITSでリスニングの練習例

天才弁護士コンビが早口で法律の専門用語を矢継ぎ早に交わし合う場面も多く、集中力とハイレベルのリスニングスキルが必要です。

初心〜中級者さんなら最初は英語字幕を読みながらが聴くのが良いでしょう。

リスニング力をあげるためには、日本語字幕はできるだけ視界に入れないようにしてください!

日本語字幕は日本人に通じやすいような考え方や常識をベースに限られた文字数に集約された意訳なので、英語の原型が跡形もなくなっていることが多いのです。

日本語字幕を読んでしまうと英語を聞かなくても会話の趣旨が理解できるので、頭の中に全く英語が入ってこなくなります。

慣れるまでは聞き取りにくい箇所もあるかもしれませんが、諦めずに同じエピソードを何度か繰り返し観ることをオススメします。

英語字幕は無料で検索できます↓

中級〜上級者さんならわからないところは字幕を確認しながら始めると良いでしょう。

慣れてきたら字幕表示なしで一話観切ってから、聞き取れなかったシーンに戻ってみます。

いずれにしても聴くことに集中してくださいね。

スーツ/SUITSのトリビア

ピアソン・ハードマン法律事務所名の変遷

ピアソン・ハードマンから始まる事務所名の変遷にもぜひ注目です。

マンハッタンの一流弁護士達は(少なくともこのドラマでは!)自分の名前が看板に掲げられることに絶大な誇りを持っていて、その実現のためにも裏取引や法律スレスレは日常茶飯事で手段を厭いません。

  • Pearson Hardman

    ↓

  • Pearson Darby

    ↓

  • Pearson Darby Specter

    ↓

  • Pearson Specter

    ↓

  • Pearson Specter Litt(マイクの学歴詐称を知ったルイスがジェシカに脅しをかけ、なんとネームパートナーになりました‼︎)

    ↓

  • Specter Litt

    ↓

  • Zane Specter Litt

    ↓

  • Zane Specter Litt Wheeler Williams

    ↓

  • Litt Wheeler Williams Bennett

9シーズン(9年間)で8回変わって9個目の事務所名でした。

実際にここまで名前がコロコロ変わってしまう法律事務所ってどうなの?という感じですが…

一般的にはよほどのことがない限り創始者の名前が長年キープされるケースが多いようです(たとえ亡くなったあとでも)。

アソシエイト?パートナー?

「スーツ/SUITS」をみていると、上司やパートナーへの忠誠の見返りに昇進を取り付けることの多いこと!

小規模の法律事務所ではそこまで細かくないようですが、ピアソン・ハービーのような大手になると「ジュニアアソシエイト」→「シニアアソシエイト」→「ジュニアパートナー」→「シニアパートナー」→「マネジングパートナー」と区別されています。

  • パートナー:法律事務所に雇われる形ではなく、共同経営者の一員となる弁護士。事務所名に名前が刻まれているのはネームパートナーで必ずしもマネジングパートナーではない。ピアソン・ハードマンでは創始者であるピアソンとハードマンが毎年各1名ジュニアパートナーからシニアパートナーに昇進させることができると定款(By-Laws)で定められている。ただしシニアパートナーになるには50万ドル分の出資が必要とされる。
  • アソシエイト:パートナーのサポートをする弁護士。シニアパートナーになるハーヴィの専属アソシエイト(ジュニアアソシエイト)として雇われたマイクはあれよと言う間に法人顧問弁護士としての頭角を現し、ついにはピアソン・ハードマン史上最年少でジュニアアソシエイトから一気にジュニアパートナーに昇格。ちなみにハーヴィ同様に地方検事局にいたカトリーナがピアソン・ハードマンに入った時はシニア・アソシエイトだった。シーズン8でシニアパートナーに昇進したカトリーナが選んだ専属アソシエイトはブライアン。
  • パラリーガル:弁護士のアシスタント。(弁護士ではない)レイチェルはパラリーガルとしてピアソン・ハードマンで実務経験を積みながらLSATの勉強を続け、コロンビアロースクールに進学後、無事に弁護士になった。

Batman and Robinの名付け親

ドラマの中でマイクが、ハーヴィと自分のコンビを「バットマンとロビン」に例えるシーンがみられます。

バットマンとは言わずと知れた黄色地に黒いコウモリのロゴで知られる悪と戦うヒーローですが、そのバットマンの弟子でもあり頼れる相棒がロビンと呼ばれる少年たちなのです。

歴代ロビンには、事件に巻き込まれて両親を失った初代ロビンから、元不良少年の2代目、頭脳明晰探偵少年の3代目などがいます。

そしてスーパー弁護士のハーヴィと両親を亡くし頭脳明晰なマイクのコンビを最初にバットマン&ロビンに例えたのはルイスでした(シリーズ3、エピソード1を参照)。

普段は映画の引用合戦で二人に歯が立たない多いルイスですが、これは大成功ですね。

映画からの引用が多い

特にマイクとハーヴィは頻繁に映画からの引用をします。

この二人に釣られた周囲も映画からの引用に試みますが、マイクとハーヴィにはかないません。

    • Top Gun
    • A Few Good Men
    • Rocky
    • Batman
    • James Bond
    • Pulp Fiction
    • Jerry Maguire
    • Good Will Hunting
    • Star Trek
    • The Breakfast Club
    • Seinfeld (ドラマです)

↑氷山の一角です…

「このセリフ知ってる!」と聞き取れたら映画上級者ですね!

映画に詳しくない視聴者のためにどの映画からの引用かを補足してくれることもありますが、おそらく補足なしでこちらが気が付いていない場合も多々あると思われます。

ルイスが飲んでいるプルーニーとは?

ルイスはプルーニーが大好きでよくオフィスでも飲んでいますが、一体どんな飲み物なんでしょうか。

Louis: Hey. Prunie?

Katrina: What is that?

Louis: It's a prune smoothie. I invented it myself.

Katrina: Rain check.

-Season 04, Episode 01, "One-Two-Three Go"より

ルイスは自分でブレンドした手作りのプルーンスムージーのことをプルーニーと呼び、ドラマの中でも飲んでいる姿がたびたび見かけられます。

♬プルーンジュースの歌♬

♪ ♪ Prune juice, prune juice you are so sweet ♪♪

♪♪ I love you all the way from my head down to my...♪♪

@21:20/ Season 6, Episode 3, "Back on the Map"

ステュー率いる投資会社に事務所スペースをサブリースしたシーズン6では、プルーンジュースをステューに勝手に処分され怒ったルイスがステューに立ち退きを命じる事件もありました。(Season 6, Episode 3, "Back on the Map"参照

スーツで英語学習をオススメする理由のまとめ

弁護士資格がない詐欺師を一流弁護士事務所で雇うことはまずないと思いますが、それさえ割り切ることができれば、かなり面白いドラマです。

少し前までバイク便のアルバイトなどで生活をしていた天才青年がハーバードロースクール卒の弁護士達に揉まれながらもその頭脳を活かし活躍する姿は惚れ惚れします。

また大口顧客でも相手の悪事がわかると、媚びることなく、きれいごとばかりではないものの、悪を憎むハーヴィの態度は素晴らしい。

英語学習は英語の勉強をしていると根を詰めてしまうと行き詰ってしまいそうになりますが、面白いドラマをみながらリスニング力や語彙力をあげれば一石二鳥でしょう。

ぜひオススメです。

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