超人気海外ドラマ「スーツ(原題:SUITS)」を観ながらリスニングの練習がおすすめ
YouTubeをはじめアマゾンプライムビデオやHulu、Netflixなど、自宅を一歩も出なくても世界中の映画が観れる時代にこれらを利用しない手はありません。
この記事でご紹介する「Don't "Donna" me.」は直訳すると「私に「ドナ…」をしないで」ですが「私に助けを求めてこないで」「今さら何を言っているの」というような意味で使えます。
ドナだけではなく、レイチェルバージョンやハーヴィバージョンももありました。
ぜひあなたも自分の名前を入れて練習してみましょう。
プライムビデオの訳もご紹介するのでお楽しみに!
こんな記事もあります
海外ドラマ「スーツ/SUITS」シリーズ
リスニング力を上げるには下準備に時間と労力をかけましょう!
映画の予告編で効率よくリスニング力をアップさせましょう!
目次
Don't "Donna" Me.
Donna: You thought I wouldn't notice. I would.
Stephen: You spied on me.
Donna: Oh, no. I trusted you.
Stephen: Donna...
Donna: Don't "Donna" me. You looked me in the face and you made me a promise.
@34:01/Season 3, Episode 7, "SHE'S MINE"
プライムビデオの字幕では...
ドナ「バレないと思った?お見通しよ」
スティーブ「疑ってた?」
ドナ「信じてたわ」
スティーブ「ドナ」
ドナ「ちゃんと私と約束したでしょ」でした。
「Don't "Donna" me!」が飛ばされてました(笑)
Don't "Rachel" Me.
レイチェルバージョンはこちらです↓
Rachel: Why do you hate Harold so much?
Louis: I don't hate him.
Rachel: Yeah, you do... Because I've never seen you be as mean to anyone as you are to him.
Louis: Rachel...
Rachel: Don't "Rachel" me. He's a human being. What's the matter with you?
@39:20/Season 3, Episode 8, "Endgame"
プライムビデオの字幕では...
レイチェル「なぜハロルドを嫌うの?」
レイチェル「彼にだけ特に厳しかった」
レイチェル「彼も人間ですよ、何が不満なんですか」でした。
こちらも「Don't "Rachel" me.」の部分がないですね。
Don't "Harvey" Me.
ハーヴィバージョンはこちらです↓
Scotty: Harvey? Harvey. Can you stop being so defensive for one second?
Harvey: You put me on the defensive. And I'm not just going to stand here and listen to you because I went on the attack.
Scotty: Harvey.
Harvey: No, don't "Harvey" me. Okay? You made your bed, and now you're going to sleep in it alone.
@07:15/Season 2, Episode 16, "WAR"
プライムビデオの字幕では...
ス「ハーヴィ、そんなに身構えないで」
ハ「君がそうさせた。だが黙っている気はない。反撃を始めた。」
ハ「話しかけるな 自分がまいた種だろ」
Harvey: Donna, I need you to... where the hell's Donna?
Stephen: I don't know. I was waiting for her myself.
Harvey: Wait somewhere else.
Stephen: Harvey, listen--
Harvey: No, don't "Harvey" me. You went to my guy about my case behind my back. So what you need to do now is stay out of my face.
@26:19/Season 03, Episode 6, “The Other Time”
プライムビデオの字幕では...
ハーヴィ「ドナ、これを...」
ハーヴィ「ドナは?」
スティーブ「さあね 私も待っている」
ハーヴィ「よそで待て」
ハーヴィ「気安く呼ぶな。裏でマイクに近づき根回しする奴に用はない」
なるほど「話しかけるな」と「気安く呼ぶな」はうまく訳されていますね。
おまけ… Don't "Goddamn It, Donna" Me.
ただの「Don't "Donna" me!」をさらにパワーアップした「Don't "goddamn it, Donna" me」もありました。
Harvey: Goddamn it, Donna, I told you to call Nathan's office and tell him I'd be late.
Donna: Don't "goddamn it, Donna" me, I did call them.
@28:05/Season 6, Episode 3, "Back on the Map"
ハーヴィ「ネイサンに連絡しろと頼んだだろ」
ドナ「連絡したわ」
スーツ/SUITSで英語「Don't Donna me.」のまとめ
いかがでしたでしょうか。
日本語にはない面白い表現ですね。
親しい間柄なら冗談で通せても、ビジネスの場などであればかなりバッサリと切り捨ててしまうきつい表現なので使い方には要注意です。
使える状況は限定されてしまいますが、教科書には出てこない表現なので、さらっと使えると小慣れた感じでいいですよ。
シーズン別サマリー(ネタバレ注意!!)
↓シーズン1:経歴詐称の天才弁護士マイクとハーバード卒の敏腕弁護士ハーヴィのスーパーコンビの誕生です。
↓シーズン2:マイクの秘密が少しずつ周囲にバレ始めます。ピアソン・ハードマンは、追放までされていた悪名高きハードマンに乗っ取られてしまうのでしょうか?
↓シーズン3:イギリス大手のダービー国際法律事務所と合併しピアソン・ダービーになりました。ハーヴィが検事局を去った理由、マイクがハーバード編入を取り消されてしまった理由も明かされます。
↓シーズン4:弁護士を辞めて投資家に転職したマイクとハーヴィが企業買収で対立します。ピアソン・ハーヴィにマイクは復職するものの、ひょんなことからルイスにまでマイクの秘密がばれてしまいます。
↓シーズン5:検事事務所時代から10年以上も自分の秘書を勤めてくれたドナがルイスの秘書になったことを発端にパニック発作を起こしカウンセリングを受けるハーヴィ。シニアパートナーのジャック・ソロフを手先にしてピアソン・ハーヴィ・リットを荒らしてくるダニエル・ハードマン。そんななか、とうとうマイクが経歴詐称で捕まります。何が何でもハーヴィを刑務所に送りたい連邦検事補アニタ・ギプスはハーヴィを売ることを条件にマイクに司法取引を持ちかけますが、マイクは取引に応じず裁判で戦うことに。経歴詐称の弁護士に勝ち目はあるのでしょうか。
↓シーズン6:陪審員裁判で勝てる自信がなかったマイクは、ハーヴィの猛反対を押し切りハーヴィをはじめ事務所の仲間を誰一人起訴しないことを条件に自ら2年間刑務所に入る取引をしてしまいます。刑務所の中では、ハーヴィに刑務所に入れられたことを逆恨みするフランク・ギャロから目をつけられ初日から大変な思いをするマイク。一方事務所はこの不祥事に巻き込まれたくない弁護士たちが一斉に去り、もぬけの殻状態に。その上過去にマイクが関わった顧客から集団訴訟を起こされ、事務所存続の危機に。自分の身代わりになり刑務所に入ることになったマイクを早く出所させるためハーヴィはあらゆる手を尽くし、、、なんと早期出所が実現。待望の弁護士適正審査を受けることになりましたが、そこにもアニタ・ギプスの壁がたちはばかります。マイクは本物の弁護士になれないまま終わってしまうのでしょうか。
↓シーズン7:父親願望の強いルイスは、前彼との子を妊娠したタラと婚約し幸せの絶頂。ところが突然の婚約破棄で不幸のどん底に落とされ、アソシエイトたちに暴言を吐きアソシエイト教育係から外されます。教育係を引き継いだレイチェルの指示に従わないステファニーはクビになり、ルイスをハラスメントで訴えました。シーズン5でパニック発作が発症した際に診てもらっていたカウンセラーのポーラと付き合うハーヴィですが、ポーラにはドナの存在が許せません。シーズン6でマネジンクパートナーのジェシカがボーイフレンドのジェフ・マロンと一緒にシカゴに拠点を移しましたが、シーズン7ではとうとう結婚式を挙げたマイクとレイチェルがシアトルでのジョブオファーを受けることに。
↓シーズン8:マイクとレイチェルが去り、ロバート・ゼイン所長の下新しいメンバーでの幕開けです。